2004-04-13 第159回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
○亀井国務大臣 今委員からも御指摘のとおり、都道府県農業会議、昭和二十九年にスタート、いわゆる都道府県の農業委員会を改組して、農業及び農民の利益代表機関、こういうことで都道府県の農業会議が設立をされたわけでありまして、自来、いわゆる諮問機関としての役割と地域の農業者の抱える諸問題の解決をするための役割を担ってきていただいております。
○亀井国務大臣 今委員からも御指摘のとおり、都道府県農業会議、昭和二十九年にスタート、いわゆる都道府県の農業委員会を改組して、農業及び農民の利益代表機関、こういうことで都道府県の農業会議が設立をされたわけでありまして、自来、いわゆる諮問機関としての役割と地域の農業者の抱える諸問題の解決をするための役割を担ってきていただいております。
これを推薦制に変えることは、選挙という民主的な原則を踏みにじるとともに、学術会議をきわめて細分化された学会の利益代表機関に変質させるものにほかなりません。そのことは、時の政府から独立して科学、学術の総合的、長期的な発展を広い視野から審議するという学術会議が国民に負っている重要な職務の遂行を不可能にするものです。
これを推薦制に変えることは、選挙という民主主義的原則を踏みにじるとともに、学術会議をきわめて細分化された学会の利益代表機関に変質させるものであります。そのことは、時の政府から独立して科学、学術の総合的、長期的発展を広い視野から審議するという学術会議が国民に負っている重要な職務の遂行を不可能にし、日本の科学、学術の発展に重大な障害をもたらすものであり、断じて容認できるものではありません。
また、これら農業団体自体につきましては、それぞれ農業団体としての目的なりを実施してまいる団体でございますが、これらの団体は同時に農民の利益代表機関でもございまして、それなりに一定の政策要求なりを掲げてこれまでも農政活動等を実施していることも事実でございます。
各省の利益代表機関みたいに動き回る傾向があったというふうに、そういう点は否定できないというふうに思うのです。というのは、あとほど申し上げますが、ほんとうに仕事をしたものはやはり調査員なんです。専門委員でもないし、調査員ですよ。ですから、これがそういうふうな形にとれる誤解を受けることをしては相ならぬと思います。時間の関係がありますから次に移ります。
と、自主的な農業団体のあり方というものをよく勘案をされて、そしてできるならばその二つの路線に基づいて、整理すべきものは整理し、強化すべきものは強化していく——農業会議所が、内部的には新聞は独立して出てしまう、今度は構造改善対策に首を突っ込っで、一部はそれにほとんど専念してしまうというような形になっておりますし、全く現在の末端における農地対策というものは大きな任務でありますが、農政に対する農民の利益代表機関
かつまた大企業の利益代表機関と化している通産省に隷属いたしておるのであります。このような機構のもとで、大企業との格差を是正し、事業分野まで調整しようとする本法律案を、どうして効果的に実施することができるでありましょうか。すべて大企業に不利な政策は事前に葬り去られることは明白であります。
第一の点については、現在の都市にある商工会議所というものは、その都市が大きければ大きいほど、大企業者のための商工会議所となって、決して小規模零細企業の真の利益代表機関としての役割を果たしておらなかった例が、しばしば存在するのでございます。
ことに理事、役員というものは農林大臣が任命する、こういうことであるならば、大臣のお気に入りの、いわゆる大メーカーである明治とか森永とか、その他の少数の人でこれを握られるということになれば、ほんとうに農民の利益代表機関であるところの農協の中央会の親方が、それをどういうふうにお考えになっているか、この点だけ一つ率直にお聞かせ願いたいと思います。
○志村委員 国際原子力機関憲章について質問したいのですが、この憲章の全文を読んでみまして、全体の精神としてわれわれが感じられるところは、大体提供する国家の利益代表機関なのであります。その権益を擁護する機関にこの原子力機関がなっておるのではないかということが見られる。
従って農協はやはり農民の経済的利益代表機関であって、高度な政治活動を行なってはならない、行えば必ず問題を起す、自壊作用を伴うものである。そこで農民の自由な政治的な要望のために政治活動をやるための団体としては農民組合というものが絶対に必要なんだ。農民組合というものだけが自由な政治活動をやり得る団体である、こう私は考えておる。
あぶく金、痛うない金をどんどんよそへ流してやるというようなことは、私はほんとうに農民の利益代表機関として嘆かわしいのです。これだけ申し上げて私の質問は終ります。
次に、三重県農業会議の現況は、会議員は三十人、職員は三人、兵庫県は会議員三十人、職員は五人で、その事業内容は、昭和三十一年度においては両県とも、農民の利益代表機関として、農業生産の向上、農業技術の安定をはかるため、特に新農村建設運動の推進、適地適作に基く地域農業の振興に重点を置き、農民の自覚と組織の強化、活動態勢の整備をはかることを当面の課題とし、使命達成のため努力されている現状でありますが、事務局
○小川(豊)委員 私はその点については、農民の利益代表機関であるということと、政府の行政機関的なものであるということとは二つの異なった性格だと思うのです。その異なった性格を一つの肉体の中に仲よく住まわせようとするところに無理があるのではないか。そういう点からいうならば、一つの団体は一つの性格を明確に持った方がいいじゃないか、こういう考えから御質問したわけであります。
その任務から見てもやはり行政機関であるか、一方ではこの委員会に農民の利益を代表せしめる利益代表機関というような任務をも負わせているわけです。この異なった性格を一つの体の中に備わしめるようなところにその無理が出てくるのではないか、やはりそういう点から一団体一性格にした方がすっきりするのではないかということが考えられるわけです。
○小川(豊)委員 さらにこの性格に関連してお尋ねしたいと思いますのは、この農業委員会をして農村の発展に寄与せしめ、あるいは農家経済の安定をはかる農民の利益代表機関たらしめるとするならば、政府の補助、助成でその運営をするのは間違いではないか。もし料理屋から運動資金をもらって売春禁止法の運動をやったとするなら、人はその純粋性を疑うだろうと思う。
もう一つは、やはり農民の利益代表機関であるかのごとき点も若干あるのでありますが、これはお説の通り行政機関の補助機関であるということは当然わかっておりますが、農地問題等につきましては、これは一体補助機関として扱うべきであるか、あるいは農民の利益代表機関として扱うべきであるか、その点のお考えをお伺いしておきます。
一点は、かりにこの新しく生まれます農業委員会が、予定されておりますように、農民の利益代表機関として十分の機能が発揮できるかどうかということに私どもは非常に大きな疑問を持っておるわけであります。行政機関であって、同時に利益代表機関などということは、要するに政府に対して、あるいは大きくいうと独占資本に対してある程度戦える機能を持っておらなければ、それはできないはずであります。
この農業委員会の目的なるものを見ますと、農民の利益代表機関としていろいろ決定もし、かつ農民の利益代表機関として農業委員会の活動する限りにおいて、政府の補助助成で農民の利益をはかる機関である、これはちょっとおかしいと私は思うのです。
私ども農民の利益代表機関というものを考えます場合に、最も純粋な形におきましては、むしろ直接農民の代表がまっすぐに下から上まで筋を通した形で組織立てられる。これが基本的な性格であると思いますが、しかしながら、それに加えて学識経験者を加味する、こういう一つの組織論も成り立つと思うのであります。
これでもまだ法案に不備の点があるということから今回この法案が御提出に相なっておるのでありますが、第十国会において決定されました法律におきましては、農民の利益代表機関としての農業委員会の機能が全く発揮できないということは、これは国及び県との連係がないということが最も大きな点であったと思うのであります。
それを今度は農民の利益代表機関でなければならぬというふうに変えられまして、政府の補助機関から行政補助任務を一般の民間団体に変えられたのです。そのために今度は予算を変えた、こういうのが今までの説明なんです。しかも予約買付制度にいたしますと、その農業委員会の任務が減ってきた、こういうことなんです。
政府当局がまるで電力会社の利益代表機関みたいなかつこうになつているのではないか。その一割四分四厘の値上げ要求の資料そのものをどういうふうにお考えになつているか。問題点はどこにあるか。今までに計数整理が大体完了の段階に来ているというのですから、内容がよくおわかりだろうと思います。これをどうきめるということは別としても、計数の上から見てどうであるかということをひとつ明確に承りたい。
それらの要請に対して農林省は一体何を応えられて来たのか、そうして今度は丸抱えか何か知りませんけれども、たくさん金を出してもらつて、そうして我々は農民の利益代表機関だといつて諸君は一体今度は何を運動する気なのか、ここに出て来ておるところの方針というものは、結局農業協同組合なり、農民団体なりというものを大きく官僚支配の枠にはめ込んでしまう。法案の制定者の意図はそうではございますまい。
この前の政府提案の根本的な考え方は、一つには協同組合の経営を刷新するということ、もう一つは、農民の、何と言いますか、利益代表機関と申しまするか、そういつたような機関を整備する、もう一つは、技術指導について制度をもつと徹底強化する、こういう三点だつたと思うのであります。
一体農民の利益代表機関というもの、国がその経費の大部分を負担するところの農民の利益代表機関というものがあり得るとお考えになつているんですか。
従いまして、農業委員会というものが、目的は農政活動であり、而も農民の利益代表機関だと銘を打つて、ここに提案されておるのでありますが、この議員提案とは申しながら、政府といたしましては、この代表機関といたしまして、利益代表機関といたしまして切換えることにつきましては、農業委員会そのものをもつと有効に使う、又この機能を発揮させるという意味におきまして一部改正に出ておりまするけれども、幾分悪いところを直した
○北勝太郎君 農民の利益代表機関、意思機関として実は本当の理想は農民の金で下から積上げてやるべきものと考える。併し遺憾なことには今まで市町村も道府県段階におきましても行政機関の一部となつて、今の供出その他の問題或いは土地の問題等も皆審議に当つておるのでありますが、併しこれは行政機関の一部であることは私どもも不満です。